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今日はかなり暑さも和らいできました。
昨夕は蚊にかまれ、今日は外出先で、とんぼ に出会いました。
改めてここ数年の異常気象と、でもやはり季節は少しずつでも進んでいるのだと感じております。
虫 のみなさんもきっとそう感じているんでしょうね。

そんなこんなで、
今日は、マーケットを考えてみます。
そこで『レモン市場』の理論についてご紹介したいと思います。
レモン? あの黄色くすっぱい?
もともとこの理論でのレモンはモノの良し悪しをする代表選手としての意味合いで、
アメリカで『質の悪い中古車』のことを俗語でレモンと言われていると記憶してます。

そのレモンが売買される市場では売り手と買い手の間に何が起きている(起こりうる)でしょう。
基本的な行動パターンですが、
例えば。
ここに比較的高い価格でも取引されているマーケット(H)とそうでないマーケット(L)の2種類があるとします。売り手の皆さまはどうしますか?
もちろん自分のモノに自信がある場合は(良い品質だと知っているので)マーケット(H)で売ろうとして、希望より低い価格では売らず撤退しますよね。逆に自分のモノに自信のない場合は(悪い品質だと知っているので)安くても買ってほしい行動を取ります。結果としてマーケット(L)に品質のよくないモノが集まりやすくなります。
マーケットでは、品質についての良し悪しをよく知っている売り手と、あまり知らない買い手との間に品質に関する情報に格差が生まれてしまいがちなのは想像がつくでしょう。

これを『情報の非対称性』と呼びます。

特に中古車マーケットでは起こりやすいですね。
質の情報の格差が大きい場合、売り手は安い価格の質の悪いモノを、事前にはあまり情報を知らない買い手に、高い価格で売りやすくなります。

売り手は質の情報をよーく知っていますから。

その様な事情を売り手・買い手お互いが知りグルグル積み重なっていくと、徐々に市場全体から良い品質のモノが排除されていき、質の悪いモノが残ってしまう事となります。
以上、説明は正確さに欠けますが、私自身印象深くまた応用範囲の広い理論だと感じてます。
また次回、その2、書きます。
よかったら読んでください。
2013/09/05(木) 22:39 PERMALINK COM(0)
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